どうも、二児パパです!
この記事ではこのような方へ
・安定的に運用がしたい
・少額から投資がしたい
・余ったドルを活用したい
このような方にオススメしたい投資信託【外貨建てドルMMF】
外貨建てドルMMFは、低リスクで安定した運用成績が期待できるため、多くの投資家にとって魅力的な選択肢となっています。
この運用方法は、米ドル建てのMMFに投資することで、為替リスクを抑えつつ、外貨の運用成績を狙うことができます。
投資家の間では『お財布』と呼ばれて使われています!
本記事では、外貨建てドルMMFの仕組みやメリット・デメリット、選び方などについて解説します。
外貨建てドルMMFとは?
外貨建てドルMMFとは、
外国通貨(主に米ドル)で運用される短期債券などの金融商品を中心に、低リスク・低コストの資産運用商品の一つです。
MMFとは、Money Market Fund(マネーマーケットファンド)の略で、短期金融市場における安定した運用を目的としています。
外貨建てドルMMFは、外貨建てであるため、為替リスクを含む投資となります。
しかし外貨建てドルMMFはそのリスクを低減するため、運用対象となる金融商品の信用力の高いものを選び、分散投資することで、安定した運用成績を維持しています。
外貨建てドルMMFの仕組みについて
外貨建てドルMMFは短期の公社債で運用する投資信託で、
投資対象は国債、地方債、社債、CP(コマーシャルペーパー)といった証券などに
投資しています。
ただし投資信託なので元本保証はないですが、元本割れを起こさないように運用を行っています。
外貨建てドルMMFのメリット
外貨建てドルMMFのメリットについて以下の通りです。
- 為替リスクの分散化
外貨建てドルMMFは、外貨建てで運用されるため日本円とドルの為替リスクの分散化が期待できます。
円高になった場合でも、ドル建ての資産があるため為替リスクが緩和され、インフレ対策にもなります! - 安定した運用
金融商品などを幅広く分散投資しているのでリスク分散がされています。
また、主に短期国債や金融債などの安定的な投資対象に投資するため、安定的な運用が期待できます。 - 運用コストが低い
購入手数料や信託報酬が比較的低いため、初心者や小口の投資家でも手軽に始めやすい!
信託報酬は日々の平均純資産総額に対して年率0.75%(上限)を乗じた額およびその他の費用・手数料等がファンド資産より控除されます。
売買手数料は無料 - 短期間での運用が可能
外貨建てドルMMFは、短期国債や金融債などの短期的な投資対象に投資しているため、短期間での運用が可能です。また、いつでも売却することができるため、資金の流動性が高いという特徴があります。 - 税制優遇措置がある
外貨建てドルMMFには、源泉徴収がされないため、非課税枠を上限とした税制優遇措置があります。このため、利回りが上がりやすく、投資効果が高まります。
外貨建てドルMMFのデメリット
先ほどメリットについて解説しましたが、どのようなものにもメリットばかりではありません。
デメリットについても、キチンと理解しておきましょう!
- 為替リスク
外貨建てで運用されるため、円高の場合には資産が減少する可能性があります。また、為替相場の変動が予測できないため、損失を被る可能性があります。 - 運用成績の変動
運用成績が変動する可能性があります。
主に短期国債や金融債などの安定的な投資対象に投資しているため、運用成績はあまり高くないことが多いです。 - 運用手数料がかかる
購入手数料や信託報酬がかかります。
また、運用成績に応じた成功報酬が発生する場合もあります。
これらの手数料が、投資利回りに影響を与える可能性があります。 - 外国為替取引リスク
外貨建てドルMMFに投資する場合、外国為替取引のリスク。
海外にある運用会社が管理しているため、政治的なリスクや経済的なリスクなどがある場合には、運用成績に悪影響を与えることもあります
以上が、外貨建てドルMMFの主なデメリットになります。
投資する前に、リスク・リターン・手数料・商品概要を十分に理解しておくことが重要です。
外貨建てドルMMFはどんな商品に分散投資しているのか?
外貨建てドルMMFがどのような商品に分散投資しているのか?
についても理解しましょう!
外貨建てドルMMFは、主に短期債券などの金融商品に投資しています。
具体的には、以下のようなものがあります。
- 米国債券
米国政府が発行する債券に投資することが多いです。
米国債券は世界中で高い信用力を持ち、安定した利回りを提供することから、MMFの運用対象として選ばれることが多いです。 - 企業債券
信用力の高い企業が発行する債券にも投資します。
企業債券は米国債券よりも利回りが高く、MMFの収益性を向上させることができます。 - コマーシャルペーパー
コマーシャルペーパーとは、企業が短期的な資金調達のために発行する債券のことです。 - レポ(貸株取引)
レポとは、証券会社などが一時的に証券を貸し出す取引のことで、MMFは、証券会社から株式や債券を借り、金利を受け取ることで運用収益を得ることがあります。
これらの金融商品は、短期的なものが多く、MMFもそれらを短期的に保有することで、安定した運用成績を目指しています。
終わり
以上が外貨建てドルMMFについて
外貨建てドルMMFは為替リスクや運用成績の変動・元本保証はないですが、
安全性が高く格付けの高い企業などに短期で投資しているため元本が割れにくい運用を行っています。
さらに債券投資みたいに期限がなく、いつでも自由に解約ができます。
投資の世界のお財布と呼ばれている投資信託
自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、余っているドルで運用してみてはいかがでしょうか?
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